折り紙はしろうとですが、毎年サンタクロースの折り方を考えて、折って・作っています。(ほかの折り方のページは
こちらから)
ただ今回の折り方は、全部を自分で考えたわけではありません…。
昨年、ある場所で子どもたちやお客様に自由に折り方を考えてもらって折り紙サンタを折ってもらっていたのですが、その中で、折りかけで止まっていた折り紙がありました。
いろいろ考えながら折っていたような線が入っていて、たぶんその先を考えられなかったのだと思います。
その折りかけの紙がもったいなくて、なんとかならないかなぁ…と私がその先を考えて折り方を作ったのが、ここでご紹介するサンタさんです。
なので、その方(どこのどなたかわかりません…)が半分くらい、私が半分くらい考えた折り方です。
写真のように、テーブルに立ててカードとして使うことができます。
(写真のうつりがよくなくて、すみません…)
折り方:
1. 紙を、服の色の面がおもてにくるようにおく(
ヲのように)。タテ・ヨコに折って「折りすじ」(線)をつける。
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2. 下半分を折っていく。まず、下の角が紙の中心(タテ・ヨコの折りすじが交わる点)に来るように折り上げる。
3. 次に、2.で折れた線がヨコの折りすじと重なるよう、折り上げて、また開く。
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4. 右下ななめの辺を手前にして、ふちを少しだけ折り上げる。服のふちになる。左側の辺も同じように折る。もとのようにおく。
5. うらがえして、右下ななめの辺を、タテの折りすじと3.で折った線(「ヨコの折りすじ」の1本下の線)とが交わっている点(写真の矢印のところ)へむかって折る。このとき、折る部分の両はじが下の紙のふちとだいたい重なるように。左側の辺も同じように折る。
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6. ここからは上半分を折る。てっぺんの角が、紙の中心に来るように折り下げる。
7. 6.で折り下げた角の両側の辺を、片側ずつ、写真のように少しななめに折り上げる。ぼうしのふちになる。
8. 角を持ち上げ、ほんの少しだけ内側に折りこんで角をとり、もとのようにたたむ。
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9. うらがえす。上の左右ななめの辺を、タテの折りすじに重ねるように折りたたむ。(タテの折りすじをこえて少しだけ深く折りたたむと、ちょっと細顔のサンタさんになります)
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10. 下の角を折り上げる。このとき、9.で折りたたんだ部分より少し下の、線がまだないところから折ると、できあがりがちょっとかわいらしくなります。写真ではそのように折っています。
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11. うらがえす。ぼうしと服のあいだに自由に顔をかく。
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※ 顔のほか、メッセージをかくのもいいかも。
12. うら側の折りたたまれているところを広げて、テーブルに立つようにしたら、できあがりです。
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※もしイベントなどで多人数で作られるときは、御担当の方があらかじめ実際に折ってみて手順をたしかめておくことをおすすめします。