沖縄の双眼鏡跡

　
　

所用で、沖縄にこれまで2度行きました。
最初に行った時、北のほう（やんばる）へ行ってみたくて、
1日だけ時間をとって、
国頭村の山中の滝へ行き、そのあと
沖縄本島最北端の辺戸岬（へどみさき）まで行きました。
辺戸岬では、与論島を望むことができます。
与論島は鹿児島県で、
戦後、沖縄よりも早く、日本に返還されたと聞いています。
その日は辺戸岬は天気が荒れぎみで、澄み渡ってはいませんでしたが、
それでも、目にははっきりと、島が見えました。
辺戸岬には「祖国復帰闘争碑」が建っていました。
本などに書いてあるところでは、
ここで、日本への復帰を願って、
与論島との間で、のろしをあげたということです。
岬の突端の、断崖の上に、
展望台などでよく見かける、双眼鏡の、台座だけがありました。