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あの投稿を新聞で見かけるまで、チャンチンをとくに意識して見てはいませんでした。
投稿を読んで、ああ、街路樹にもファンがいるんだ、と、思ったのを覚えています。
今年の春、やはり新聞で、そちらは記事だったのですが、
在来種のタンポポがセイヨウタンポポに駆逐されて少なくなった旨を読みました。
ところが、その少なくなったと述べられていた在来タンポポをひょんなことから見つけて、
ああ、あるじゃない、と、おもしろくなって、
ほかにも生えてないか、道すがら、タンポポの生えていそうな所を眺め見まわしていました。
そんなとき、
ふと、道沿いのマンションの植え込みの樹に目が留まって、
この樹って、人のちからとか自分のちからとか偶然の成り行きとかみんな引っくるめて
今ここにこうしてあるんだよな、と、
急に感慨が起きたことがありました。
そう思うと、植え込みだけでなく、足もとに生えている雑草とかも、タンポポだって、
やはり、自分のちからとか人の関わりとか、いろいろな出来事を経て、
そうして今そこに生えているのにちがいない、と、
思えてきました。
そうして、道ばたの草花に少し関心を持って、道すがら足もとをちらちら見て歩くようになりました。
ああ、言われてみれば街路樹だってそうだったんだよな、と、
新聞投稿を読んだとき、思いました。
それで、それまで気に留めてなかった天神のチャンチンに、関心が出てきたのです。
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天神のチャンチンについて、何かインターネット上で書き込みとかページとかないだろうかと思って、
検索エンジンをいくつか使って調べてみましたが、
その時点では見つかりませんでした。
（その後、（財）福岡市森と緑のまちづくり協会ホームページに、
天神チャンチンのことが載っているのを、検索エンジンで見つけました。）
あのチャンチンは、
ファンの方々の思い出にこれからも残っていくと思うのですが、
どなたかがあのチャンチンを思い出して、
誰か何かあのチャンチンのことを書き残してないだろうかと
ネット上で調べようとしたときに、
もし、何も見つからなかったら、さびしいかもしれないな、と、
思いました。
出過ぎたまねだと自分でも思うのですが、
ちょうどウェブサイトを作っているところだったので、
じゃあここに天神チャンチンのことを載せよう、と、考えました。
自分の体験したことだけに限りましたので、
おいでくださる方々のご期待にかなわないのではと
懸念しながらでしたが。
そんなふうで、天神チャンチンを、ページにし始めました。
ジオシティーズに番地を取ったまま、しばらく何もしていなかったのですが、
それがきっかけで、このサイトを始めました。
もちろん、天神チャンチンのことを網羅することは、とうていできません。
それをめざす資格も自分にはないと思っています。
どなたか、天神チャンチンに深い思いを寄せてらっしゃった方が、
ネット上のどこかで、いつかそのうち、天神チャンチンのことをお書きになるだろうと思いますので、
それまでのつなぎにでもなれば、と思います。
引き続き、検索したり新聞のデータベースを調べたりしていきますが、
天神チャンチンについていろいろご存知の方がいらっしゃいましたら、
みちばたみちすがら記事一覧のページに記載したゲストブックまたはメールアドレスに御連絡いただけるとありがたいです。
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このサイトには、天神チャンチンそのものをきちんと写した写真がないのですが、
実は治療中の様子を撮った写真があるにはあります。
ただ、
新聞投稿の方も書いてらっしゃったのですが、
痛々しい感じが、たしかにします。
それで、ここに載せるのはやめました。
春の赤い若葉の天神チャンチンを以前撮ってなかっただろうかと、
アルバムや未整理の写真をひっくり返して探しましたが、
ありませんでした。
交差点対岸の白い花をつける樹（何の樹か知らないのですが）は撮っていたのですが。
そういうわけで、私自身はチャンチンのあでやかな姿の写真を持っていないのですが、
どなたかファンの方がお撮りになったチャンチンの写真がフェンスに掛けてあったので、
その写真の写真を撮りました。
それをここに載せるかどうか、かなり考えたのですが
（ほかの方の写真ですので）、
いま、その写真は現地からなくなっていますので、
こういう写真が掛けてあったと記念する意味で、
掲載させていただくことにしました。
天神チャンチンページの文章の最後にリンクを張っています。
ただ、なにぶん写真の写真なので、写りはよくありません。