みちばたみちすがら 雁の巣飛行場と、雁の巣レクリエーションセンターの芋畑 ページ1
 
2002年9月8日掲載
 

雁の巣飛行場と、雁の巣レクリエーションセンターの芋畑


 
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 子どもの頃、学校や町内会の行事で、福岡市東区の「雁の巣レクリエーションセンター」に行くことがありました。
 福岡市の陸地側から志賀島へと長い砂州状の地形が伸びていて(海の中道)、雁の巣はその上にある街です。
 雁の巣レクリエーションセンターは、当時は、野球場やサイクリングロードがあるほかは広い草地だったように憶えています。そこに大きな芋畑があって、よく芋掘りをしました。レクリエーションセンターと言えば、芋掘り、でした。
 この雁の巣レクリエーションセンターの隣に、飛行機の倉庫(格納庫)の跡があります。雁の巣レクリエーションセンターは昔は飛行場だったそうで、その名残りをとどめています。

 その飛行機格納庫が取り壊されるという話を、このごろ聞きました。崩れかかっていて、危険らしいのです。
 保存運動もされているようですが、この9月中にも取り壊しが始まるというので、ほんとうに久しぶりに、雁の巣レクリエーションセンターに行ってきました。
 別の用事をすませてからだったので、着いたのは夕刻でした。
 
雁の巣レクリエーションセンターの入り口案内板。野球場やテニスコートがいっぱい。
 
 入ってすぐの所に大きな野球場が出来ていて(雁の巣にダイエーホークスの2軍の練習場や試合に使わる球場があると聞いてはいました)、ほかにもグラウンドやコートがいくつも立ち並び、昔の面影がありません。
 
雁の巣レクリエーションセンターの中。グラウンドやサイクリングロード
 

 サイクリングロードを歩いていくと、ほどなく格納庫が見えてきました。
 
旧雁の巣飛行場の格納庫。遠景
 
 格納庫の近くには別の野球場が出来ていて、車が通れるようになっていました。以前は近くには行けなかった記憶があります。
 
雁の巣飛行場の格納庫。前は道路
 
雁の巣飛行場の格納庫
 
 格納庫は、壁面がかなり崩れ落ち、枠組みが残って形を保っている感じです。
 
格納庫の中。骨組みが残っている
 
2つの格納庫の間に生えている樹々
 
 ひとつ、壁や屋根がひどく崩れた格納庫が、林の中に埋まっています。レクリエーションセンターの側からはほとんど見えません。
 樹々の間からわずかに骨組みが見えました。
 
樹々の中の格納庫
 


 
 
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作成: さんちろく(福岡市)